配当日和

お金も私も働く、公務員の小さな自由計画

月1万円から始める積立投資のやり方

怖いなら月1万円でいい。小さく始めて、長く続けることが最大の武器になる。コロナショックを経験した公務員投資家が、積立投資の本質を語ります。


— 小さく始めて、大きな差をつける —


① 怖いなら、月1万円でいいのです

最初に、これだけはお伝えさせてください。

怖いと感じるのであれば、月1万円で十分です。

むしろ、そのくらいの金額から始めるのがちょうど良いと考えています。

投資を始められない方の多くは、「もう少し準備ができてから」と考えてしまいがちです。

  • もう少し貯金が増えてから
  • もう少し勉強してから
  • 相場が落ち着いてから

しかし、その「もう少し」は、なかなか訪れません。その間にも時間は確実に過ぎていきます。

積立投資において、最大の武器は**「時間」**です。

だからこそ、金額以上に大切なのは、**「今、始めること」**なのです。


② 私は月10万円で始めましたが、それが正解とは思っていません

私は月10万円の積立からスタートしました。

当時は、公務員として10年以上働き、ある程度の貯金もありました。しかし、実際に投資を始めると、それとは別の不安が押し寄せてきました。

「暴落したらどうしよう」「今から始めても遅いのではないか」——頭の中は不安でいっぱいでした。

今振り返ると、最初から月10万円は少し大きすぎたと感じています。

もし今からやり直せるのであれば、迷わずこうします。

「月1万円から始める」

理由はシンプルです。続けることが何よりも大切だからです。


③ 相場は必ず荒れます。そのときに試されます

投資をしていると、必ず「これは厳しいかもしれない」と感じる局面が訪れます。

私の場合は、それがコロナショックでした。

当時はニュースやSNSでも不安な情報が溢れており、「まだ下がる」「今買うのは危険」「回復は難しい」といった声が多く見られました。

もしそのときに大きな金額を投資していたら、私は続けられていなかったかもしれません。そのくらい、市場の雰囲気は重たいものでした。


④ 月1万円の強みは「続けられること」です

ここがとても重要なポイントです。

月1万円の積立は、単に資産を増やすためだけのものではありません。**「継続するための設計」**でもあります。

  • 下落しても耐えられる
  • 必要以上に気にならない
  • 生活に影響が出ない

だからこそ、やめずに続けることができます。

投資は、続けた人が結果を出しやすい仕組みです。そのためには、自分が無理なく続けられる金額で始めることが重要です。


⑤ 最初は誰でも一喜一憂します

これは自然なことです。

つい口座を何度も確認してしまう。上がれば嬉しく、下がれば不安になる。私もまったく同じでした。

しかし、それで問題はありません。

大切なのは、その感情に流されて売らないことです。

積立投資は、継続することで効果を発揮します。続けていくうちに、徐々に値動きに対する感情も落ち着いていきます。それは、投資に慣れてきた証拠だと言えるでしょう。


⑥ 月1万円でも意味はあるのでしょうか?

結論から申し上げますと、十分に意味があります。

理由は大きく2つあります。

1つ目:時間を味方につけられるからです

投資は、始めるのが早いほど有利です。たとえ少額であっても、長い時間をかけて積み立てていくことで、大きな差が生まれます。

2つ目:投資に慣れることができるからです

積立投資は、資産を増やすだけでなく、相場に慣れること、感情との付き合い方を学ぶこと、続ける力を身につけること——といった側面もあります。これらの経験は、後になって大きな財産になります。


⑦ 月1万円から始める具体的な手順

ここでは、実際の進め方を簡単にご紹介します。

Step 1:証券口座を開設する SBI証券や楽天証券がおすすめです。どちらも無料で開設でき、初心者の方にも使いやすいです。(口座の比較はこちら

Step 2:新NISAのつみたて投資枠を設定する 年間120万円まで非課税で投資できる制度です。まずは、この制度を活用することをおすすめします。

Step 3:投資信託を選ぶ 迷われた場合は、以下のどちらかで問題ありません。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

シンプルに広く分散された商品を選ぶことが大切です。

Step 4:月1万円を設定し、自動積立にする 一度設定すれば、自動で積立が行われます。基本的には、そのまま継続していくだけです。


⑧ 積立が軌道に乗ったら考えること

積立投資は、将来に向けて資産を増やすためのものです。

一方で、「今の生活を豊かにするお金」という視点も大切です。そこで考えたいのが、配当金というキャッシュフローです。

  • 売却しなくてもお金が入る
  • 日常生活に使うことができる
  • 精神的な余裕につながる

積立投資で土台を作りながら、次のステップとして検討する価値は十分にあります。


⑨ まとめ

積立投資は、とてもシンプルです。

ポイント内容
金額月1万円からで十分
優先順位始めることが最も重要
継続続けることが成果につながる
感情管理感情で売らないことが大切

資産を増やす仕組みを作ったうえで、次に「使えるお金」を生み出す仕組みを考える。この流れが、長く安定した資産形成につながります。


⑩ 最後に

もし今、「投資が怖い」「まだ自分には早いのではないか」と感じているのであれば、その感覚は自然なものです。

ただ、一度だけ考えてみてください。

「月1万円であれば、始められそうでしょうか?」

もし答えが「はい」であれば、もう十分に準備は整っています。

大きな一歩である必要はありません。小さな一歩で構いません。

その一歩が、将来を確実に変えていきます。