公務員の給料と投資の組み合わせ方——仕組み化でほったらかし
「毎月いくら投資すればいい?」の答えは「考えなくていい仕組みを作ること」。銀行口座の使い分けと3つの投資設定を公開します。
— 設定したら、あとは仕事と日常を楽しむだけ —
① 「毎月いくら投資に回せばいい?」
投資を始めたばかりの頃、こう悩みました。
「今月は少し出費が多かったから投資は少なめにしよう」 「ボーナスが入ったからまとめて買おうか」 「来月に繰り越すべきか、今月使うべきか」
考えれば考えるほど、疲れます。
私が出した答えはシンプルでした。
仕組み化したら、考えなくていい。
毎月「いくら投資するか」を考える必要がなくなれば、精神的な負担はゼロに近づきます。この記事では、私が実際に使っている仕組みをそのまま公開します。
② 公務員の収入の特徴
まず前提として、公務員の収入の話をします。
| 収入の種類 | 時期 |
|---|---|
| 毎月の給与 | 毎月決まった日に振り込まれる |
| 賞与(ボーナス) | 6月・12月の年2回 |
公務員の最大の強みは、収入が安定していることです。
「来月の給料がどうなるか分からない」という不安がない。これが投資の仕組み化を非常にやりやすくしてくれています。
③ 銀行口座の使い分け
私は銀行口座を2つに分けて使っています。
【給与振込口座】楽天銀行
↓ 毎月、定額を自動送金
【投資資金口座】dNEOBank(住信SBIネット銀行)
| 口座 | 役割 | 主な出入り |
|---|---|---|
| 楽天銀行(給与口座) | 生活費の管理 | 給与の受け取り・生活費の引き落とし・クレカの支払い |
| dNEOBank(投資口座) | 投資資金の管理 | 楽天銀行からの自動入金・高配当株の購入資金 |
ポイントは、楽天銀行からdNEOBankへの定額自動入金を設定していることです。
④ 「あえて多めに送る」という工夫
ここが仕組みの核心です。
たとえば、手取りが60万円・支出が40万円のとき。
差額は20万円ですが、私はあえて30万円をdNEOBankへ自動入金しています。
手取り 60万円
− 自動入金 30万円
= 楽天銀行の残高 30万円(生活費40万円には足りない)
一見、楽天銀行の残高が不足するように見えます。でも実際には、
- 毎月少しずつ楽天銀行の残高は減っていく
- 6月・12月のボーナスのタイミングで残高が戻る
この繰り返しで、長期的に口座管理・資金移動の手間がほぼかかりません。
収入が安定している公務員だからこそ使える仕組みだと思っています。「ボーナスで補填される」という見通しが立つから、毎月のやりくりを細かく考えなくて済む。
⑤ 3つの投資の設定
投資は3つに分けており、それぞれ設定済みで動いています。
| 投資 | 口座・設定 | 毎月の手間 |
|---|---|---|
| iDeCo | 楽天証券・楽天銀行から自動引き落とし | なし |
| インデックス積立 | SBI証券・三井住友カード ゴールドNLでクレカ積立 | なし |
| 高配当株 | SBI証券・dNEOBankのSBIハイブリッド預金から | タイミング次第 |
iDeCo——月2万円、自動で積み上がる
2025年から掛金の上限が変わり、公務員は月額2万円まで拠出できるようになりました(それまでは12,000円)。
楽天証券で開設し、楽天銀行から毎月自動引き落とし。やることは何もありません。
インデックス積立——月10万円のクレカ積立
NISA積立投資枠で、SBI証券×三井住友カード ゴールドNLのクレカ積立を設定しています。月10万円、自動で積み立てられます。
それ以上は買わない。 これが大事です。「追加で買おうかな」という誘惑を、設定という形で断ち切っています。
高配当株——投資機会が来れば買う、来なければ買わない
高配当株だけは、毎月いくら買うという考え方をしていません。
dNEOBankのSBIハイブリッド預金に、毎月自動入金された投資資金が貯まっていきます。
口座の残高=現時点での投資余力。
この残高を見るだけで、「今どのくらい買えるか」が一目で分かります。投資余力の見える化が、高配当株投資を焦らず腰を据えて行うための土台になっています。
良い銘柄が適切な価格になったと判断したときだけ買う。タイミングが来なければ、資金はそのまま貯まり続ける。それだけです。
⑥ 仕組みの全体像
整理すると、こうなります。
【給与・ボーナス】
↓
楽天銀行(給与振込口座)
├─ 生活費・クレカ引き落とし(楽天カード等)
├─ iDeCo掛金 月2万円 → 楽天証券
├─ クレカ積立 月10万円 → SBI証券(NISA積立投資枠)
└─ 定額自動入金 月30万円 → dNEOBank
↓
dNEOBank(投資資金口座)
└─ 高配当株 → SBI証券(タイミング次第)
一度設定してしまえば、毎月考えることはほぼゼロです。
⑦ 設定したら、あとは任せる
毎月の給与から、いくらとは決めていない。
給料日のルーティーンもない。
iDeCoとインデックスファンドは積立設定済み。
高配当株は投資機会をじっくり待つ。
あとは仕事をしてしっかり稼ぐ&日常生活を豊かに楽しく生きよう。
仕組み化の最大のメリットは「考えなくていいこと」です。投資のことを忘れて、今日も楽しく生きる。その余白が、長期投資を続けるための一番の燃料だと思っています。